「建部弥希展 -日々のキオク-」
7月18日(土)~7月26日(日)で開催の
画廊若林では、初めての作家さんです。
ちなみに、抽象画の展覧会は当画廊、初です!
以前から親交のある作家さんなのですが、今年ついに展覧会が実現しました。
作家、建部弥希さんは、1979年に愛知県名古屋市で生まれ、2004年愛知県立芸術大学大学院 美術研究科油絵専攻を修了。
現在は、東京、名古屋、大阪を主として個展を展開し、国内外の展覧会に参加するなど、幅広く活動されています。
時の流れを大きなテーマに、雲や水面、陽だまりといった自然現象や風景、また砂時計などをモチーフにし、カラフルな色彩で抽象的な作品を描いています。
主にキャンバスに油絵具を使用、一部水彩アルキド樹脂絵具も併用し、平面的でシンプルな形ですが、色の深みなど独特な表情のある画面に仕上げているそうです。
名古屋では約6年ぶりの個展となります。
100号の新作をはじめ、新作旧作を含めた60~70点を展示しています。
今回、チャリティー作品として、小さなドローイングを販売しています。
売上げの50%は、ネパール地震の被災地へ義援金として寄付します!
建部さんのアート活動を共にしている友人に、ネパールからの留学生がいて、この夏に一時帰国し、復興支援をされるそうです。
義援金は現地での食糧支援や住宅用のトタン板購入に使われます。
今回の個展では、70点近くの作品が展示されているので、個々の作品の連動や、新旧作品の移り変わりの過程を感じられたりして、面白いです。
私自身、一つ一つの作品を見ていた時よりも、建部さんの作品に対する見方や感じ方が変わったように思います。
是非、ご高覧くださいませ!